Saturday, July 10, 2010

ポケモン

ご存知、われらが京都の誇る

任天堂






ファミリーコンピューター、スーパーファミコンなどでも有名ですが
任天堂を今の地位に押し上げた、立役者とも言えるのはご存知


ポケモン
















こちらのCMをご覧いただこう

●初代ポケモンCM
●ポケモン金銀


ポケモンでは最初3匹のポケモンの中から1匹を選択する。
そこから物語が始まる。

















ここでは、ゼニガメを選んだことにしよう。

①パーティーの多様性
他のゲームでも似たような特徴を持つ、ゲームがあるのだが、自分のお気に入りのポケモンをパーティーに加え、戦闘に出せるのだ。
つまり、個々人の個性が出るのである。

②ポケモンの育成
ポケモンはレベルが上がるごとに進化を遂げる。


































先ほどの愛くるしいゼニガメはカメール、カメックスへと進化を遂げていく。
育成することで、変化を見ることができるのである。

上記2つの内容は、最近はやりのソーシャルゲームの中で特に押さえておかなければならない要素だと思う。
つまり、
①だと、人に見せるという感情を刺激する。自分のオリジナルのパーティーのポケモンたちを人に見せたいというemotionを刺激させるのである。

そして、②だと自分の愛くるしいポケモンを可愛がれば可愛がるほど、進化をし姿形を変えてくれる。
飽きさせない仕組みなのである。


これをサンシャイン牧場に置き換えてみると






















①自分の牧場をデコレートすることで、人に自分の創作力みたいなものを顕示させる
②作物を栽培することによって、継続的なログインを促す&作物が栽培→新しい種→・・などの変化で飽きを防止など

このほかにも、サンシャイン牧場にはいくつかの人の心理を上手くついた策が盛り込まれており
例えば、相手に虫をつけたり、水をやったりなどの行為
これは、最近のゲームに良くあるギフトと同様の効果で、人から構われている、忘れ去られていない
自分にも目を向けてくれているのだという、所属的意識というか、注目的意識というのか表現は難しいがそのような心理をうまくついた施策である。


だが、日本で一応1番といわれるソーシャルゲームでこの程度。
ポケモンはそんなレベルのはるかかなたにいる。


まず、超重要な点
Ⅰリアルで話題になる








サンシャイン牧場の話とか、リアルの場でそれほどしないでしょう。
するほどのものでもないからというのが理由なのかも知れませんが、他のゲームとポケモンの大きな違いはこのリアルとゲームとをよくつないでいるという点です。

コンシューマーゲームだから?という意見も出るかもですが、ポケモンはソーシャル性を持ったコンシューマゲームという表現がもっとも近いのかもしれないですね。

具体的にリアルとどうつなげているのかである
Ⅱ通信による交換













通信ケーブルによる交換

ポケモンをしたことのある人なら誰でもしたことがあるのではないか?

リアルの友達と自分の育てたポケモンを交換する。
先ほどの話につながるが、そういった施策があることによって、現実の話題でもポケモンが挙がるのである。


Ⅲ通信による対戦








自分のポケモンを友達のポケモンと対戦させる。
自分の育てた、可愛がったポケモンを相手に見せることができる、かつ強さを主張できる効果を持つ。




ポケモンの話の最後にですが、なんでポケモンをソーシャル性を持ったコンシューマーゲームだといったかなんですが、ソーシャルゲームってのはゲームとしては3流品だが、友人と一緒にやることで楽しさを享受しているのだ。逆に、コンシューマーゲームはゲームとして1流品。

ゲームとしても楽しいし、友達と一緒でも更に楽しい。
そういう意味で、そう書いた。

wiiにしろ、任天堂の出すゲームは非常にソーシャル性のあるゲームが多い。




で、結局のところソーシャルとはなんなのか?

簡単に言うと、知り合い同士の繋がりのこと、また繋がりを強めるためのものみたいなニュアンスではないでしょうか?
少し、あいまいな表現ですがね。