Zynga Invades the 7-11 on My Block

Zyngaが少し前にアメリカのセブンイレブンにおいて実施した戦略をもとに今後、ゲームがどのようにリアルに溶け込んでいくのかを考えていきます。
最近、ソーシャルアプリという言葉をいたるところで耳にします。
その、マネタイズの手法は基本的には以下の2パターン。
①ユーザー課金
②PV計算による広告収入
プラットフォームに提供している以上、これ以上の収益源というのがないのが現状でした。
だから、Zyngaでは独自のプラットフォームを作ろうとしたり、各国のプラットフォーマーと提携しビジネスの拡大をしているのです。
ただ、ゲームというのはコンテンツの一種。
爆発的に普及したものであれば、他のハードへの移行が可能になり、収入源がさまざまに拡大するのです。
たとえば、ワンピース。
これは、もはや日本の国民的アニメに位置づけられるでしょう。
もともとは週間少年ジャンプの一漫画でしたが、いまや
アニメ、映画、ゲーム、Tシャツなど各種グッズなどさまざまなものに取り入れられております。
コンテンツはそもそも、横の移動、また世界展開が容易なものだとは言えますね。
話を戻しまして、
そもそもですが、Zyngaとは?

Zynga is a social network game developer located in San Francisco,California, United States.The company develops browser-based games that work both stand-alone and as application widgets on social networking websites such as Facebook and MySpace.
上は、wikipediaから引用したものですが、アメリカの大手SNSサイトを中心にソーシャルアプリを提供している企業です。
今日、ソフトバンクとアジア戦略において業務提携をしたので今後、名前を聞く企業であるのかと思います。
この企業のゲームとして有名なものはFarmVilleというゲームで
日本でもおなじみ農場ゲームです。
日本で、このゲームにもっとも近いのは、mixiに中国の5minutesが提供するハッピーファームでしょうか。
と、まー紹介はここまでにして本題へ参ります。
具体的に何を行ったのか?
①タイアップ商品の販売
②SNSサイトとのタイアップ
このように、7-11内にコーナーを設けて、コラボ商品を発売したのです。
これは、もともとはアメリカの食品メーカーGreen GiantがZyagaと提携していたことによって始まったものなのですが、この野菜を買うとFarmVilleのバーチャル通貨をプレゼントするのである。
野菜にはFarmVilleシールが貼られており,野菜を購入すると得られるコードをネットで入力することでバーチャル通貨に換金できるというもの。
他にも
米国とカナダにて発売されている Super Big Gulp というアイスクリームに、ソーシャルゲーム FarmVille, Mafia Wars, YoVille 各タイトル専用のアイテムコードをつけて期間限定販売する。
要するに、ここで買ったものについているコードで、ゲーム上でも商品を入手できるという仕組み。
リアルのショッピングからバイラルを起こしていこうという戦略。
これで、ある程度知名度を上げたソーシャルアプリは現実の世界と融合させた戦略で新たな
収益源を見つけたわけです。
最近、日本でもいたるところで似たような戦略を見ますね。
数値データがないので、正直どこまで効果を発揮しているのか良く分からないのが実際のところです。
どうなっていくやら。










